みなさん、こんにちは。
NHKのカムカムが気になっている、おだんごです。
さて今日は、「ベトナムのバスに乗ろう」ということでやっていきたいと思います。
ローカルバスは想像以上に面白いですよ。
ベトナムでバスに乗ろう
ベトナム生活の思い出は沢山ありますが、中でもバス通勤の経験は忘れることができません。
最初の頃、私はバス通勤をしていました。
朝夕の通勤ラッシュは凄まじく、道路もパンパン、バスだっていつも満員です。
そんなベトナムのバスには、いろんな人たちが乗ってきます。
「今日はどんな人が乗ってくるかな～」
バス通勤は私の楽しみでもあります。
乗り込んでくる人々が、私の好奇心を満たしてくれていました。
そんなわけで、
今回はインパクトのあるバスの乗客、ベスト４を紹介したいと思います。
1. 行商のおばさん
2. ご飯を持って乗る人
3. ジュースをすすめてくれる女性
4. バスガイドさん（乗客ではないが）
1. 行商のおばさん
いつもの通勤バスに行商のおばさんが乗り込んできました。
ノンラーという三角帽子をかぶり、天秤棒まで持って乗ってきました。
「おおー」
なんかまるで、映画の撮影なの？と思うような現れ方です。
ここはホントにバスなのか？と錯覚します。
というかこの満員の中に・・・
私は一瞬たじろぎながら通路を空けました。
おばさんは何事もなかったように空いた席に座りました。棒は椅子の下に置きます。
どこかに買い出しにでも行くのでしょうか。２つ３つ過ぎた停留所で降りてしまいました。
おばさんは何を売るんだろう。
好奇心旺盛な私は「ちょっとおばさんの後について行こうか」と冒険したくなりました。
どこで仕入れて何を売るのか・・・とっても気になります。
2. ご飯を持って乗る人
夕方の満員のバスに、ビニール袋にはいったお弁当を持って乗り込んできた男性がいました。
しばらくすると、その男性がお弁当を食べ始めたのです。スープはビニール袋に入っています。
ベトナムでよく見かける口が輪ゴムで縛ってある、それです。
「あのスープはどうやって飲むんだろう」
「いや、飲まないでほしい」
私の頭の中はもうそのことで一杯です。
そういう日に限って、運転の荒いバスに当たるのです。
私たちはつり革に捕まりながらなんとか踏ん張って立っています。
そして、急ブレーキが・・・
後ろを見ると、ご飯が落ちています。
でもスープを飲んでいなくてよかった。(o´Д`)ﾎｯ
このようなこともあるので、ベトナムのバスでは油断はできません。ハラハラドキドキし
ますが、結構楽しんでいます。＼(^o^)／
3. ジュースをすすめてくれる女性
一人でバスに乗ったとき、若い女性と相席になりました。
窓から気持ちのいい風がはいりバスの振動の心地よさもあって、この上ない極楽の境地に
どっぷりと浸かっていた時、隣の女性が「これ飲む？」とジュースを差し出してきました。
突然のことにびっくりしましたが、「いえいえ」とお断り。眠気も吹っ飛びました。
女性は暇だったので私と話したかったのでしょうか。その後、私たちはお互いの身の上話を
して楽しい時間を過ごしました。
こういう出会いもあるので、バスも案外いいものです。
4. バスガイドさん
4コマを作ってみました。ベトナムのバスの雰囲気が伝わるでしょうか。
バスガイドさん
ローカルバスはどこまで行っても3,000ドンです。（25円ぐらい）
バスに乗ると3,000ドン払って切符を買います。
この日のバスは空いていました。そのためガイドさんも暇だったのでしょう。
私と話をし始めました。
名前は？歳は？・・・とベトナム語で聞いてきます。
年齢が私と同じくらいだとわかると、ガイドさんのテンションがあがってきました。
質問攻めにあいましたが、おかげで退屈しなくてよかったです。(>_<)
でもそれだけで、終わりませんでした。
ガイドさんはお喋りが出来てよほど嬉しかったのでしょう。
私が降りると、窓から身を乗り出し、手を振り、叫んでいました。
周りの人たちが沢山見ていました。(//∇//)ﾊｽﾞｶｼ
注意すること
このように、ベトナムのバスはとても楽しいのですが、ちょっと大変な時もあります。
それはこのような時です。
1. バスから降りる
2. 大雨や洪水
3. バスの運転
具体的に言うと、
バスから降りる時
バスから降りる時にブザーから遠い場所にいる時は、叫ばないと降りれません。
「スオン セー ビット」xuống xe buýt（バスを降りる）
私はバスを降りる時にすごく緊張しました。
なぜなら・・・降りれないからです。(>_<)
同僚には何度も発音を教えてもらったんです。
しかし、
- 私の発音が悪くて運転手に通じなくて降りれなかった。
- 「降りる」と叫ぶのが恥ずかしくて降りれなかった。
- ベトナム語を忘れて降りれなかった。
と、いつも散々な目に合ってきました。
そのために、何度一つ先のバス停まで行ったことか。
そして、何度一つ前のバス停まで戻って来たことか。(T ^ T)
（私はアホなんだろうか）
皆さんは、ローカルバスに乗るときはあらかじめ「スオン セー ビット」を
完璧に練習しておきましょう。
ちゃんと目的のバス停で降りられるように・・・（ﾟдﾟlll）ｳﾝ
大雨や洪水の時
大雨の時などはバスに乗るのも大変ですが、降りるときも注意が必要です。
水がバスのドアまできていることがあり、降りられないんです。(つд⊂)
（膝ぐらいまできている）
そういう時は、水の少ない場所までバスを移動して降ろしてくれます。
それにしても、大雨が降っても、膝まで水がきていても、車やバイクは走っているから
すごいです。
運転が荒い運転手さん
バスの運転が荒い運転手の時は、つり革でつかまっていてもすごく揺れます。
もちろん、急ブレーキの時は大変です。みんながブーイングします。(>_<)
出勤時に、バスとバイクが接触してバイクが倒れました。
運転手が降りて行き、バイクのおじさんと道路で話し合っています。
話がまとまったのか、バイクのおじさんが消え、バスは普通に動き出しました。
話も早いがおじさんが消えるのも早かった。ε”ε”ε”(ﾉ´･д･)ﾉ
まとめ：
さて、いかがでしたか。
日本でも昔はガイドさんがいました。黒い鞄を首から下げて、はさみのようなもので切符を切
っていましたね。
今はなんでも機械化されて、ちょっと寂しいです。
ベトナムのバスに乗っていると、子供の頃にバスに乗ってお出かけしたことが思い出されま
す。もちろんガイドさんがいて、切符を切ってもらって・・・同じような光景です。
もう、そういう時代には戻れないんでしょうか。
また行ける機会があったら、ローカルバスに乗りたいですね。
そして、バスの中で新しい出会いがあったら嬉しいです。
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