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発展を続けるベトナムで仕事をするということは・・・

このブログは、私が1年2ヶ月の間、ベトナムに渡って仕事をした経験をもとに、ベトナム人

と共に生活をしながら見たことや感じたことを書いたものです。

近年、急成長のベトナムには日本企業が2000社以上進出していますが、さらに今後も

いろいろな業種の企業が参入してくると言われています。

発展を続けるベトナムでの生活は、経済的にも精神的にも充実したものになります。

このエネルギッシュなベトナムで働きたいけれど、どこから始めればいいのと悩んでいる

方のために、わかりやすく説明をしていきます。

ベトナムで仕事をする方法

ベトナムで働きたい人の理由は何だと思いますか?

・ ベトナムはこれからも発展していく国だから

・日本だと経済面で不安があるから

・ ベトナムで働くほうが、仕事も生活も余裕がありそうだから

・ベトナム語を話したいから

ベトナムという国は一日中活気に溢れた国で、人々はとてもエネルギッシュです。

今や日本企業の進出も増え、それに伴って日本人の数も増えています。(外務省_表参照)

在留邦人数は、2020年で23,437人(前年比+1.2%)、2018年にいたっては、22,125人

(前年比+28.1%)という伸びです。

物価も安く、賃金は日本とそれ程変わらず、生活も緩く、人々は気さくで明るい。

そのような環境で暮らしてみたいという日本人はこれからも増えることでしょう。

在留邦人数

 

会話文の女の子

ベトナムで仕事をするにはどうすればいいの?

ベトナムで働くにはいくつかの方法があります。

現地に行ってから採用される現地採用

・現地にいる日本人がベトナムで現地面接をして、その後採用されます。

求職者が現地べトナムの人材紹介会社に登録、又は応募メールフォームをから送信(日本

からでもOK)→企業に連絡→企業側で書類選考→両者合意して採用。

面接は求職者が現地の企業を訪れるか、求職者が日本にいる場合はweb面接もあります。

現地の物価が安いために、日本にいる時よりも給料が減ることがあります。仕事は、営業や

本語教師、通訳、事務員などです。

日本から応募して採用

・日本からネットなどで求人を探します。履歴書等を送ります。

(又は転職紹介サイト等に登録する)そして採用されます。

その他

・日本の会社に勤めている人が、海外に派遣され駐在員として働きます。

(家族で滞在するケースも)

・インターンシップ(学生の職業体験)

企業から給与が出るとは限りません。

仕事は営業インターン、エンジニアインターンなどです。

会話文の女の子

ベトナムの治安はどうですか?

私は1区のタイバンルンに住んでいましたが、治安は良かったです。

タクシーのボッタクリはありますが、安心なタクシー会社(マイリンやビナサン)に乗れば大丈夫です。

私は、残業をして帰りが夜中近くなった時や、用事で遅くなった時が何度かありました。

すでに人通りは少なく、電気も余りついておらず道中は心配でしたが、何事もなく帰れまし

た。(当時は徒歩で通勤していました)

治安がいいので安心ですが、それでも全く窃盗や犯罪は無いわけではないので、スリやぼった

くりには気をつけてください。

        

会話文の女の子

スキルや語学力は必要ですか? 

スキルは、例えば即戦力がほしい会社なら、3年以上の経験を積んでいる方

が採用されやすいと思います。かといって、職種によってはあまり重視しません。

語学は、応募条件に「初級程度」「ビジネスレベル」などと書かれています。

私の経験では、英語やベトナム語で電話が掛かってきた時や来客があった時に、ベトナム語が

必要でした。私は話せないことに後悔した思い出が、山のようにあります。(T▽T)

なので、簡単な会話くらいは知っておいた方が困りません。ですが、日系企業であれば、

それほど必要とは思えません。応募条件をよく確認してください。

下記はご参考までに。

〇ベトナム国内の主な大手企業です。(順不同)

食品のビナミルク
銀行のベトコムバンク
ビングループ
チュングエンコーヒー
チュオンハイ自動車 など

ベトナムへ進出している日本の主な大手企業です。(順不同)

ホンダ、トヨタ、ヤマハ、ブラザー、ブリヂストン、富士ゼロックス、ロート製薬、資生堂、キューピー、サッポロビール、すき家、セブンイレブン、ファミリーマート、ユニクロ、味の素、ヤクルト、丸亀製麺、イオン など

〇べトナムで日本人が働く主な職種です。

・営業(不動産やメーカー・IT企業など)
・ITエンジニア
・経理、秘書
・調理師
・オペレーター(テレフォン)
・web(パソコン関連)
・ツアーガイド
・ホテルマン など

ベトナムの求人を探す

すぐに転職を考えていない人でも、どんなサイトがあるのか、どんな求人があるのか、などを

調べておくことも必要です。検索した職種や給与などからべトナムでの仕事のイメージがつか

めると思います。

まずは探してみましょう。

■カモメアジア転職(日本から応募できる企業が多数あります)

https://kamome.asia/vietnam/

■ベトナム生活倶楽部

☆私が利用したサイトです。とても良心的でした。
(※現在、コロナ禍のため更新していないようです)

http://jobs.vietnam-life.net

■LinkedIn

世界最大級のビジネス特化型ソーシャル・ネットワーキング・サービスで、世界で多く利用されています。利用料が安く、中小企業を含めた求人が掲載されています。登録は無料。

https://www.linkedin.com

それでも、もっと手軽に探したい場合は、転職エージェントを使ってみるのもオススメです。

転職エージェントサービスを利用する

希望の仕事を探す時に手軽なのが、海外転職に強い転職エージェント会社です。転職エージェ

ントが間に入ってくれるので、会社を選ぶのも安心です。ノウハウを持っている転職エージェ

ントに任せれば、自分で求人を探すよりも早く転職できるかもしれません。

・ビズリーチ(海外転職に強い、求人数が豊富)

https://bizreach.biz

・パソナキャリア(女性の転職に安心のサポート付)

https://www.pasonacareer.jp

・リクナビNEXT(日本最大級の転職サイト、幅広い職種の求人

https://next.rikunabi.com

・Spring転職エージェント(専門域に精通しているコンサルタントがいる)

https://www.springjapan.com

・doda(モノづくり系・専門性を持った求人

https://doda.jp

〈転職エージェントへの支払いについて〉

転職エージェントへの支払いは、求人を載せている企業が払います。

求職者の年収予想の30%ぐらいです。

就労ビザと労働許可証を取得する

ベトナムで働くには、就労ビザと労働許可証(ワークパーミット)が
必要です

◎就労ビザは、15日以上ベトナムに滞在する時に必要。

◎3か月以上働く人は、労働許可証も必要。

◎1年以上の滞在の場合には、一時在留許可証が必要。

〇就労ビザ申請に必要な書類

・パスポート

・写真(3cm×4cm)1枚

・招聘状(ベトナム大使館・領事館にて申請、またはインターネット

・卒業証明書

大学院・大学・短期大学・専門学校—原本で提出する。

在学中は卒業証明書の発行はできない。代わりに「卒業見込証明書」を発行してもらう。
(詳細は各学校へ)

・戸籍謄本 など

労働許可証申請に必要な書類

・パスポート

・写真(4cm×6cm)2枚

・卒業証明書(※上記参照)

・職務経歴書

・犯罪経歴証明書 

渡航先の国の公的機関(大使館・移民局等)から犯罪経歴証明書の提出を要求されている人(各都道府県の警察で確認してください)

・健康診断書

国公立病院または赤十字病院発行の診断書。病院の公印、発行日付、病院名(及び医師名)の記載のあるもの。など

詳しくは外務省まで
東京都千代田区霞が関2-2-1 電話(代表)03-3580-3311

https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/otoiawase.html

※ベトナム大使館(東京)
東京都渋谷区元代々木町50-11 電話: 03-3466-3311

https://vnembassy-jp.org

在大阪ベトナム社会主義共和国総領事館(大阪)
堺市堺区市之町東4-2-15 電話:072-221-6666

http://www.embassyin.jp

                  

その他

・マルチビザ

3ヶ月間ベトナムに何度でも出入り可能な商用・駐在・親族訪問のビザ

手続きが面倒な人は・・・

日本の就労ビザ申請代行サービスを利用する

・面倒な手続きをすべてやってくれます。(有料)

HIS東日本ビザセンター

https://www.his-j.com/branch/visacenter/

エスネットサービス

https://esnet.co.jp/

ベトナムビザセンター

http://chikyutravel.com/vietnumvisa/

※代行サービスは他にも各旅行会社、保険会社などあります。

※私はマルチビザを取る時に代行サービスを利用しました。
渡越後は会社が手続きをしてくれました。

日本で就労ビザが取れなかった場合は・・・

・ベトナム現地にあるビザ代行サービスを利用する。(有料)

ウェンディーツアー ベトナム

https://www.wendytour.com/blog/vietnam/

どんぐりツアー

http://www.donguri-tour.co.jp/Vietnam

海外保険に加入する

保険には必ず入っておきましょう。

現地では、ケガや病気にほぼ遭遇します。

病院の窓口でお金を払わなくていい「キャッシュレス・サービス」は便利です。

私も2,3度急性胃腸炎になり、ホーチミンSOSインターナショナル病院で点滴を打ちました。

加入する時は、病院名や日本語対応があるかを確認してください。

海外旅行保険比較サイト

https://www.207207.jp/

価格.com保険

https://hoken.kakaku.com/travel/

まとめ

さて、現在はコロナ禍で旅行もままならない状況ですが、コロナが収まればまた多くの人が海

外に出発することでしょう。

仕事を探す目安としては、会社が家賃負担してくれるところをオススメします。

日本と比べて、ベトナムの生活費は安いですが、もし家賃を自費で払うとしたら、家計を少

なからず圧迫します。

それらの福利厚生は求人内容に書いてありますが、しっかりと確認したほうがいいです。

あと、ベトナム料理が好きな人は田舎でもどこでも住めますが、私の経験上、苦手な人は

なるべく街に住んだ方がいいと思います。

1区には寿司屋、ラーメン屋、ケンタッキーなど日本食も豊富にあり飢え死にすることは

ありません。

自分が住む場所は、会社から近いのか遠いのか、お店はあるのかなどもわかっていた方が

いいですね。後々困らずに済みます。

今回は以上です。(・v・)ノ 


最短即日退職可能、その日から会社に行かなくてOKです



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