ホーチミンの住まいと生活情報
皆さんの中には、ベトナムの住まいや、ベトナムの生活習慣、また日本人はどんなところに住
んでいるのか気になっていませんか?
どんな国でも、知らない土地に住むには、少し勇気が要ります。
それに最初はどんな生活になるのか、なかなかイメージもしにくいです。
住む場所によっては、自分にとってとてもいい条件の物件だったりします。
まず、一番自分が優先したいことを考えて住まいを探してみたらどうでしょうか。
そうはいっても予算もあることなので、どのあたりで妥協するかも決めておきます。
例えば、部屋にキッチンがなくてもいいのか、近所にたくさんお店がある方がいいのか、
通勤はバイク通勤だから遠くてもいいのか、などです。
では実際に、私がホーチミンに住んでいた時の様子をお話してみようと思います。
最初の頃は、郊外の8階建てのアパートに住んでいましたが、その後、市街地に引っ越し
ました。下図は、そのアパートの間取り図です。
住まい
ベトナムの家は、ほとんど間口が狭く奥に長いです。(間口が狭いほうが税金が安いため)
横長なので「うなぎの寝床」とも言われていますが、私には「カステラの箱」のようにも見え
ます。
私が住んでいたアパートは3階建てで、1階には大家さんたち家族も住んでいました。
玄関には犬がいて、通るたびにいつも吠えられます。
私の部屋は2階です。
まず、日本のように玄関で靴を脱ぎ、らせん階段を上がります。
部屋のドアはガラス戸でロックがあまく、簡単に開いてしまうので、
防犯のためにドアの前に椅子を置いてガードしていました。(>_<)
部屋は10畳ぐらいの広さで、キッチンも洗濯機もありません。
日本ではあまり見かけないですね。
部屋にはベットと机イス、〈壁付けの)テレビ、洋服ダンス、冷蔵庫、ウォーターサーバー
が設置してあります。
窓はありますが、隣の家の壁で外はあまり見えません。
お風呂については、排水口がすぐに詰まったり、お湯がなかなか出ない時があります。
排水口の原因はだいたい髪の毛が詰まっているんですが。
そんなわけで、大家さんに排水口をいつも掃除してもらっていました。
シャワーは最初は水です。
しばらく待てばお湯が出てくるので、我慢して出るのを待ちます。
トイレはベトナム式のウォシュレットが設置されています。
シャワーの小型版のような感じのもので、シャワーヘッド部分を持って洗い流します。
私は全く慣れませんでした。
トイレットペーパーは、巻が少なくすぐになくなってしまうので
買い置きをお薦めします。
さて間取り図ですが、
ここに住んでまず驚いたのは、メイドさんの居住スペースです。
当時のメイドさんは、田舎から電車で8時間も掛かって働きに来ていました。
居住部分は、囲いはあって周りから見えないようにはなっていますが、
その広さは、畳一畳分ぐらいしかありません。(>_<)
彼女たちはまだ学生で、そこで勉強もしています。
日本人からすると相当ビックリします。
平日の過ごし方ですが、
例えば、
朝食はベトナムコーヒーとバナナとパン⇒出勤⇒仕事⇒退社
⇒同僚たちと外食⇒帰宅⇒PC⇒就寝
たまに⇒(服の)オーダーメイドの店⇒帰宅⇒夕食⇒PC⇒就寝
休日は、
⇒スーパー・市場に食料品を買いに行く
⇒博物館・美術館・テーマパークに行く
⇒デパートにお土産を買いに行く
こんな感じで自由を満喫していました。
そういえば、現地のデパートは日本と違います。
デパートの話はまた次回にします。
生活習慣
ベトナム人の朝は早いです。
そして、早朝からバイクはそこらじゅうで走り回っています。
バイクは時間とともに増え続け、恐ろしい数になります。
そんな騒々しい道路横の空き地で、朝の5時ぐらいから彼らはバトミントンをします。
テニスコートでも年配の人たちが汗を流しています。
公園でも大勢の人が運動や体操をしています。
ベトナム人は本当に朝からエネルギッシュです。
そういえば、知り合いの女性も朝5時に市場に買い物に行くと言っていました。
「日本人は何時に市場に行くの?」と聞かれ困ったことがありました。
通勤の途中で見た忘れられない光景があります。
ベトナム人の同僚とバス停に向かって歩いていたら、前方で倒れている人を発見しました。
私は慌てました。
しかし、同僚は「暑いから外で寝ています・・」 (ノ゚ο゚)ノ ォォォ- ナンデスト
これも(たぶん)ベトナムの習慣でしょうか。
まとめ
ベトナム人は朝が早いです。
起きたら即、市場に行きます。
ベトナム人は、人の目を気にせず外で寝ることもできます。
でも、やはり一番驚いたのは、メイドさんの部屋でした。
せめて、壁のある部屋にしてあげて欲しかった。
さて、いかがでしたか。
国によって文化や習慣が違い、びっくりすることが多いですね。
次回も生活の出来事を発信していきたいと思います。(・v・)ノ