皆さん、こんにちは。
2月です。春を待っている、おだんごです。
ということで、
今日は、ベトナムの製本所を紹介します。
製本所は怖くない
ベトナムで仕事をして良かったと思うことの一つに、ローカルな会社を訪問できたというの
があります。
他国に行って、他の会社を訪問することなんてなかなかありません。私の場合は、会社のおか
げで色々なところに行けました。本当に感謝しています。
海外で働くメリットとして、「日本ではできない経験ができる」ということがあります。
この製本所で、また新しい体験が出来ました。
笑顔の社長さん
その日、仕事の用事で社長と製本所に行くことになりました。
私はいつもデスクワークだったので、こうして外出できることが何より楽しみでした。
さて、着いたところは民家のような製本所。
玄関はガラス戸になっていて、内側にカーテンが付いています。
日本の商店でもよく見かけますね。
玄関を入ると、社長さんが迎えてくれました。笑顔が素敵な社長さんです。
1階には裁断機があって、印刷物が体裁よく裁断されていました。
他の作業も見ながら1階をぐるっと1周して、階段のところまで来ました。
私たちの作業場は2階です。
「さあ、どうぞ」と、ニコニコ嬉しそうな社長さん。
ふと、何気に階段に目をやると、
なんだか板が傾いているような・・・
その下は凹んでいるし、あれ?? 板が1段ない・・・
いったいどうなっているんだ?
そして、見上げるとすごい急な階段になっています。
「ええ~これ、昇るの?」
ていうか、「どうやって昇れば・・・」
社長さんは、相変わらずニコニコしています。
そんな笑顔で促されたら、昇るしかありません。
ちょっと勇気がいるなあ・・・と思っていると、
うちの社長は平気でスタスタと昇って行きます。
「おお~社長~~」
仕方なく恐る恐る昇ってはみますが、
手すりが細くて頼りなく、凹んでいる板はすぐに外れそうで怖いし、斜めの板のところは
体が傾いて上がりにくいです。
なんとか2階に上がってみると、今度は、本が天井高く積まれています。
どこを見ても、本、本、本・・・
触ると崩れ落ちそうですが、本は頑張って立っているという感じです。
スキマが気になる
「ン?」
よく見ると、床板にスキマがあいています。
そして、1階がよく見えるのです。
「・・・」
「社長、下が見えてる・・・」
「大丈夫よ~」
そういえば、うちの社長は度胸が座っています。少しぐらいのことでは動じません。
そしてよく見ると、スキマはあちこちにあいていました。
「・・・」
下手すると足の先が入りそうです。
ああ~足を一歩出すのが怖い・・・
そして気になったのは、床板の材質です。
杉でしょうか、松でしょうか、ヒノキでしょうか?
よくわかりませんが、とにかく丈夫なものを使っていますよね?
ビビリの私はこのスキマが気になって仕方ありません。
なんだか生きた心地がしなくなりました。
「落ちたらどうしよう・・・」
もう落ちることしか考えていません。
「底が抜ける前に脱出しないと」
「いや、その前に早く仕事を終わらせないと」
妄想ばかりが膨らみ絶望的な気持ちです。
2階には、私たちの他に10人ぐらいの男女青年がいました。
彼らはワイワイと楽しそうに作業をしています。
いつもこんな風に仕事をしているのでしょう。
「いいなあ、純粋で。きっと落ちるとか落ないとかなんて何も考えていないんだろう
なあ・・・」
私たちが作業に取り掛かってしばらくすると、休憩時間になりました。
階段を降りて休憩です。
階段をダダダっと裸足で降りてきた彼らは、そのままどこかに行きました。
「えーー裸足でどこに?」
時々、ベトナム人の行動がよくわからない時があります。
すぐに、アイスを持って帰ってきました。
嬉しそうに裸足でアイスを食べていました。(>_<)
彼女たちはドーボーという服を着ていました。田舎では普段着としてよく着ています。
動きやすく、すぐ乾きます。(300円位)
まとめ:
さて、いかがでしたか。
ベトナムとはこのように自由なところが沢山ある国です。
ローカルな会社は驚くことばかりですが、なぜかとても居心地がいいのです。このような面白
い製本所はだんだん少なくなっているかもしれません。今度、機会があったらあの製本所を
もう一度訪ねてみたいです。
あの階段もまだ残っているといいのですが・・・
街に出ると、市場などで鮮やかな花が沢山売られています。
ベトナムでは、男性から女性にバラの花を贈る習慣があります。いいですね~。
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